属名の由来ともなっている芳香が特徴的です。花托の発達したものが人間が食べる部分です。果実はというと食べる部分の表面に分布する粒粒
がそれです。イチゴ状果とこのような形態とものをいいます。好光性種子です。「香る」という意味のラテン語であるFragariaを属名として持ちます。アントシアニンという
ポリフェノールの一種(抗酸化物質として有名)や豊富にビタミンCを含んでいます。食べ方としては加工されてジャムとして食すほか、生でもよく食し
ます。同じ雌しべでも受精していないものは食べる部分である花托の肥大が弱まります、受粉した雌しべは花托が肥大し始めます。受粉を全ての
雌しべに促すことが整った良い形の果実をつくるのに欠かせません。この受粉に、最近ではミツバチをビニールハウスの中で放して行わせているとこ
ろもあるそうです。ハウス栽培によるものが現在出回っているイチゴの大部分を占めています。
比較的に簡単に家庭菜園でも栽培できるそうです、ただし収穫時期やイチゴの大きさなどの見た目を考慮しなければの話ですが。また、畦道の端の
方に自家用として栽培している地方もあるそうです。
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